でじとなにっき

生活メモ帳、最近がんばってるDuolingoのメモなど。

お気に入りは「タオル研究所」

我が家では、場所によって色を決めています。
白はどこの部屋でも使ってOK。
洗面所は、ピンクでも可。台所は緑でも可。
としてます。

家具や備品の色数を少なくしてるので、
そんなふうに決めてます。

洗面所のタオルをピンクで揃えていたんですが、
世帯主が雨の日にカバンに忍ばせるタオルがピンクなのは恥ずかしいそうです。
ってことで、洗面所&お風呂のタオルは白になりました。

白いタオルって、しばらく使っていると薄汚れたような色になるんですよね。
この薄汚れた状態のタオルを外出先に持たせるのは気が引けます。
それは、多分わたしの悲しい思い出のせい。
思い出話は後回しにしますが、
タオル選びにだいぶ迷走しました。

お高いタオルはあつすぎて、手で絞りにくいし
コスパが悪い。
薄くてお安いタオルを頻繁に取り替えるのもやってみたんだけど
「もうちょっとふかふかしてるタオルがいい」
という、要望があり、
百均のふかふかしてるけど100円のタオルにシフトしてみたら
「水を吸わない」「お風呂タオルとして小さすぎる」
と、クレームが来ました。

散々寄り道してたどり着いたのは

これでした。

カラバリも12色。
ふかふかしてるけど、絞れないほど厚くない。
お値段も、1枚300円程度(2023年秋現在)、コスパもよし。
クレームを付ける家族もいなくなり、めでたしめでたしです。

 

 

さて、余談としてのタオルにまつわるツラい思い出。

わたしが中学生の時です。
わたしの実母は、わたしが小学生の時に他界して、
我が家には継母がいました。
彼女はまだ20代なかばで、今ならよくある例ですが、
当時は年の差婚は珍しかったと思います。

継母にもいろんな思惑があったり、こんなはずじゃなかった
っていうのがたくさんあったのだとおもうけど、
家事があまり上手じゃなかったのもあり、
料理も洗濯も、微妙なできあがりで、
微妙な出来上がりだということに気づかない
ある意味おおらかな人でした。
いえ、おおらかなのではなく、特に微妙な出来上がりのものを
先妻の子どもたちに使わせて、
できの良いものは、自分や自分の子供に使わせていたんです。

なんとなく、疎外感を感じていたけど、
できるだけ気が付かないふりをして過ごしていました。

それは体育祭練習の時でした。
汗拭き用にタオルを持ってきなさいと言われていたのですが、
わたしに渡されたタオルはかなり使い込んだタオルでした。
そのタオルを使っているところを
一番仲良かった友だちのお母さんに見つかったのです。
「あら、随分汚いタオルを使っているわね。
そんな煮染めたようなタオル、我が家なら雑巾だわ。
雑巾で汗を拭いてるの?」
と、嬉しそうに言ってきたのです。
そう言われてから他の子のタオルと見比べてみたら
みんなは、おろしたての新しいタオルを使っていました。
他所のお母さんたちは、我が子の学校用のタオルは新品をもたせるんですね。
みんなの前で笑いものにされて、すごく悲しくなったのです。

 

その友だちのお母さんっていう人は、
とても意地悪な人だったんだと、おとなになってから気づきました。
意地悪な人がいるということを誰にも相談できず、
解決策も見いだせずにいた中学時代を思い出してしまう。

 

300円のタオルを使うだけで、
あの日の自分を打ち消すことができるような気がしたのです。

Thanks to reading my blog.