でじとなにっき

生活メモ帳、最近がんばってるDuolingoのメモなど。

理不尽な思い出。

お題「人生で一番古い記憶」

 

お題があると、文章が書きやすいですね。

 

わたしは、かなり古い記憶が結構あります。
(多分前世じゃないかとおもう記憶もあるのですが、それは、別の機会に)

 

弟が生まれる前だったので、わたしは2歳半くらいだと思います。
(弟は、わたしが2歳10ヶ月の時に生まれました)
当時、小さな借家に住んでいました。
長屋ではなかったけど掘っ立て小屋みたいな家だった気がします。
一応庭らしきスペースはあって、
当時の子供達は親が見ていなくても外で遊んでいるのが普通でした。
庭で遊んでいたら母に呼ばれ家の中に入ったのです。
ふすまに見たこともない全く興味がわかないポスターが貼られていました。
マス目ごとに絵がちょっと描かれています。
呼び入れた母がポスターをバンと叩いて指差すと
「これはなんと読むの?」
と、言うのです。
ふすまに貼られたポスターとは、あいうえお表だったのです。
文字の概念もなかったし、
アホの子だったので興味もなかったのです。
「知らない~」
と、正直に答えた所、突然ぶっ飛ばされました。
ものすごくびっくりしたし、痛かったんだとおもうのですが、
何よりも、理不尽すぎると、怒りと悲しみにくれました。
「あなたは、自分の名前の文字が読めないの?」
母が烈火の如く怒っていました。
母が指さした文字は、わたしの名前の一文字目だったのです。

翌日から、ひらがなのスパルタ教育が始まりました。
「きのう、教えたでしょ?」
と、怒鳴られ、時には叩かれながら覚えました。

その母は、わたしが10歳の時に癌で死んでしまったので
どんなことを考えてスパルタ教育したのか聞くことも出来ないんですが。

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