でじとなにっき

生活メモ帳、最近がんばってるDuolingoのメモなど。

あの人どうしてるかな?2

でも、ふと思い出すのはこの先生の奇行ばかり。生徒のやる気を削ぐような行動が多かったなー。

わたしが通っていた中学は、1学年6組まであったのですが
、数学の先生がなぜかうちのクラスだけ他の学年の先生だったのです。
多分2学期の中間テストの時、
うちのクラスだけ数学の平均点がよそのクラスより20点くらいひくかったのです。
うちのクラスの数学の先生は責任を感じて、
「成績には影響されないけど、
補習を行ってその後もう一度同じテストをします。
それぞれ20点アップを目指しましょう」
と、言い出し。集中的にテスト範囲の補習授業が行われたのです。
数学の先生よりも担任のほうが怒り心頭で、
「全員90点を目指せ!」
と、怒鳴り散らしたのです。
で、追試のあった日の給食の時間に担任が教室に入ってくるやいなや、
「追試の結果が出たが、全員90点になってないじゃないか」
と、怒鳴っていました。
わたしの隣の席のスズキハナコ(仮名)さんが、
「数学の先生は各自20点アップを目指しましょうって言いました。
いきなり全員90点以上は無理です」
と、正論を言ったのです。
次の瞬間
「スズキハナコ! 1回目27点! 2回目27点!」
と、彼女の点数をクラス全員に聞こえるように叫んだのでした。
1点も点数があがってないし、27点はヤバいとこっそり思いました。
なにより、正論を言ったばかりに晒し上げされて気の毒でなりませんでした。
点数をみんなの前でさらされた人がもう一人いました。一番点数が良かった人。
「ヤマダタロウ(仮名)、1回目95点、2回目95点。なぜ満点が取れなかったんだ?」
クラスで一番点数が良くて怒られる不思議。

その後1週間くらい放課後に、担任による数学の補習が行われました。
その時のサブジェクトは一次方程式だったんですが、
数学の苦手な子ばかり指名して黒板に書かれた問題を解かせようとしてたのです。
チョークを持ったまま固まってしまう苦手な子たち。
「どうしてわからないの?」

5x+2=3x−8(多分こんな問題が黒板にかかれていたと思う)
答えを知りたい人は、
https://mth-st.info/ichi-tokikata/
こちらから問題を借りたのでこちらをどうぞ。

数学が苦手な子は、5xっていうのが、なんのこっちゃ状態なのです。
さっぱりわからなくて、突っ立っていると、
「5x-3xは、いくつになるの?」
と、怒鳴り散らす。
xが5個あるという概念がないので全くわからない状態。
「なぜわからない」
と、みんなの前で晒さされながらその子はずっと下を向いていたのを覚えています。

あの補習意味があったのかな。
出来ない子が、公開処刑されるだけの補習で、その子はそのあと数学がもっと嫌いになったんじゃないかな。

 

この事件覚えているのはわたしだけかもしれない。
公開処刑された本人も忘れてしまったことかもしれない。
公開処刑した人はまるっと忘れてそう。

昭和って、こういう教育方法が普通にまかり通ってたんだよねー。

Thanks to reading my blog.