保護団体からの譲渡で我が家に猫がやって来ました。
最近、保護団体がたくさん増えたような気がします。
心優しい人がたくさん現れたのか、
なにか儲かる仕組みがあるのかちょっとだけ疑ってしまうところもあります。
(真偽はわかりません)
譲渡の流れ
- 申込み
- お見合い(譲渡会などに参加)
- アンケート(審査
- 譲渡先の環境の審査
- トライアル
- 正式譲渡
という流れになることが多いみたいです。
審査について
これまで不幸な生活をしてきた猫が
もう二度と不幸にならないようにという目的でやっているアンケートのようです。
・名前
・生年月日
・住所(持ち家、または、ペット可な賃貸なのか。広さなど)
・同居人の人数や続き柄、年齢など。
などについて答えなくてはなりません。
保護団体によっては、60歳以上しかいない世帯はダメ、独身はダメ(同棲生活も不可)、赤ん坊や小さな子供がいる人はダメ と、結構厳しいです。
先日見ていた動画で、
「じゃ、一体誰が譲り受けられるの?」という疑問を投げかけていましたが、
中学生以上の子供を持つ夫婦・または子供が独立したかいないがまだ60歳にはなっていない夫婦に限るって話ですよね。
わたしがお世話になった保護団体さんは、多少の相談はできるみたいですが、
それでも、「そこまでプライベートに踏み込んで来るんだ?」という
ちょっとした違和感はありました。
余談ですが、実際に猫が来た時に、猫と譲り受けた人の写真を撮りますと言われ
写真嫌いのわたしはお断りしたかったのですが、
空気を読んで我慢したわけですが、その写真いるの?
何のために撮ったんだろう?と、かすかな不快感がありました。
写真を撮るのが必須だと聞かされていたら、受けなかったかも。
家庭環境の審査が通ると、
次は、住居環境の整備が整っているかという審査にはいります。
窓という窓に脱走防止内窓をつけたか、
適正な広さのゲージは準備したか・・・など。
玄関やベランダ入り口には、
180cm以上の脱走防止ゲートが必要だったりと、
思いの外、お金と労力がかかりました。
そして、我が家はリビングにヨガシートを敷いてあったのですが、
猫が噛みちぎって食べてしまうとのことで、
カーペットの新調もしました。
このあたりは、予定外の出費だったので、かなり痛かったです。
トライアルについて
大抵の保護団体の譲渡では、「トライアル」という期間をもうけているようです。
わたしがお世話になった所もトライアルがありました。
このトライアル中に不備があれば、猫の譲渡は白紙に戻るそうです。
おわたしした譲渡金から引取の時にかかる交通費を差し引いた金額を戻してくれるとのこと。
このトライアルですが、期間は2週間程度がおおいようです。
実はこのトライアル期間に、我が家に来た猫は全くなれる様子がなく、
わたしが近づくとゲージの隅に行って、
ゲージの柵を必死でつかんで、顔だけこちらに向けて涙目(←そう感じた)で怯えてました。
過去に飼った猫たちは、すぐになれて、
わたしが帰ってくると、玄関まで走り寄ってきてたので、
この涙目をみたら、「無理やり連れてきてごめんね」と、謝りたくなりました。
あんまりかわいそうで、トライアル期間が終わりの日に
「この子は、お返ししたいと思います。悲しそうで気の毒です」
と、保護団体さんにはお伝えしました。
すると、
「ご飯はたべてるみたいだし、排泄もできてるから、大丈夫。返されても困ります」
という意味のことを言われ、
譲り受けた方が無理と感じたときの意見は無視なの?
と、かなりびっくり。
トライアルとは、譲り受けた人が虐待しないか?というテスト期間なのかもしれない。
結局そのまま、正規譲渡ってことになって、はや3ヶ月が経ったわけですが、
実は、未だにわたしの姿をみると一目散に逃げて行きます。
でも、なぜか寝ている時はそばにくるのです。
死んだと思って油断しているのかな・・・。
猫も人間も諦めた部分ができてきて、生活できています。
譲渡契約書
トライアルで猫が我が家にやってきた時に、
契約書を書かされたのですが、
この契約書って、どんな効力があるものなんでしょう。
いろんな大人の都合があるので、
昔のように、猫がすきなら好きな子つれていけばいいよ
というわけには行かないとは思うのですが
なんだか、疑問も残る事務を感じたことを正直に記しておきます。
まとめ
かなり保護団体の人がプライベートに踏み込んでくるという覚悟が必要。
脱走防止フェンス・ゲージなどでかなりお金がかかります。
譲渡金はたいてい一律のようです。
避妊手術がおわっていないと別途お金がかかるので、避妊手術がおわっているのか確認が必要。
トライアル期間に、譲渡が白紙に戻る条件を確認しておくと吉。