脳外科医竹田くん
というマンガが怖いときいて読んでみました。
実話を元にしているという恐怖。
そういえば、わたしもあとからじんわり怖いとおもったことがあります。
若い頃、茨城県の病院に勤務していました。
(ドクターでもナースでもありません)
うちの病院で手に負えない病気の方は
晴嵐荘病院に紹介状を書いていました。
この晴嵐荘病院は、設備も整っていて名医揃いだったのです。
ところがある時、
「もう、晴嵐荘病院に紹介するのはやめよう。
おかしな器具を患者につけたりする医者がいるらしい」
という、噂が立ち上ったのです。
ホントかな?
ドクターが冗談で言った事を真に受けた患者さんがいて、
それに尾ひれがついたんじゃ?
と、思っていました。
何年も経ってから気づいたのですが、
その不思議な治療を試みる医師は本当にいたのでした。
医師の名前は「林郁夫」と言いました。
そう、解散命令がでたあの宗教の幹部になった人です。
wikipediaによれば、
青嵐荘病院勤務時代に、その宗教の教祖の本に感銘をうけて
治療が逸脱したみたいです。
その後病院を解雇になったみたいです。
晴嵐荘病院という名前は有名になりすぎて
改名するしかなくなったと聞きました。
実際全く別の名前の病院になっています。