嫁とはいったい?
と思った。
このデジタル花嫁は仕事に行くわけじゃないから
いわゆる専業主婦なわけだけど、
ご飯を作ってくれるわけじゃないし、掃除もしてくれない。
ご飯を作って、掃除をするだけなら
家政婦のほうがいいか。
嫁の仕事は癒しをあたえることなのかな?
嫁の存在意義はともかくとして
このガジェットを見た時に思い出したソフトがあった。
TEO-もうひとつの地球-
という、win95のソフト。
モニターの向こうにあるアナザー地球世界に
フィンフィンという鳥のようなイルカのような生物がいて
はじめは姿すら現さないのだけど、
仲良くなってくると歌を歌ってくれたりした。
手塚真監修のもとつくられたソフトで、
絵と世界観でわたしは好きだった。
嫁という生々し感にくらべて、
別のどこかで気ままにくらしている生物と仲良くなるというコンセプトが
いまでもいいとおもっている。
あんまり流行らずにおわってしまったのは、
時代を先取りしすぎたってことなのかな。