でじとなにっき

生活メモ帳、最近がんばってるDuolingoのメモなど。

詐欺にあったこと、ありますか?

わたしは、あります。
以前甲状腺の病気をしていて悩んでいた事があるんですが、そのときに、布団の訪問販売の人が来て、「良い眠りがとれていないから体調が良くならないのだ」と、言われているうちにそんな気がしてしまって、たかーーーーーーーい布団セットを買ってしまったのです。敷布団も羽毛100%という触れ込みでした。買ってしばらくしたら、その布団会社はつぶれてしまいました。アフターサービスとして布団クリーニングや布団の打ち直しをしてくれるという話だったのですが・・・。

だまされたと気づいたのは、布団の打ち直しをしたときでした。自分で打ち直しの会社をさがしてお願いしたのですが、その会社から電話がかかってきて、「敷布団は羽毛100%ではなく、羊毛80%羽毛20%くらいの割合です。このまま打ち直しするには羽毛の量が足りないので、羽毛部分だけで敷きパッドにするのはどうでしょう?」という、提案をもらったのです。打ち直ししてくれた会社が嘘を言っているようには思えなかったので、つぶれてしまった布団屋が詐欺グループだったのだと思います。

布団屋さんがつぶれたあと、「布団を買った方ですよね?」という電話がかかって来ました。「残っているローンを、破棄できるので手続きをしたほうがいい」という内容の電話でしたローンは組んでいなかったので、この話はスルーでしたが、一度詐欺に会うと、あの手この手で何度もだまされるらしいので、その手口で電話をよこしたのでしょうね。

甲状腺の方は、病院に通って薬で治りました。ホントにあの時は体調の悪さから心まで弱っていたのです。

 

という、悔しい詐欺被害を思い出したのは、ワタシワタシ詐欺のニュースを読んだせいです。

幸いわたしは、この手の振り込め詐欺の電話を受けた事はないのですが、身近でこの詐欺に会いそうになった人がいます。

 

以前、野菜の卸売りをしている会社に勤めていた時の事です。わたしは一般事務だったので、仕事は午前9時からでしたが、野菜の卸売り担当者さんは午前4時くらいから仕事をしていましたし、伝票処理の事務をしていた女性は6時から仕事をしていました。

その電話は午前8時45分くらいにかかってきました。
「○山×子の母ですが、娘がいつもお世話になっております。×子は本日風邪を引きまして、欠勤させようと思います。本人が電話をするべきですが、声が出ないので私が代わって連絡いたします」
という、内容でした。
電話を受けた人はびっくりです。
「え? ○山さんでしたら、すでに出勤してに伝票入力していますが・・・。とりあえず、電話を代わりますね」
と、電話口に○山さんを呼び出したそうです。
「え? 事故? 何言ってるの? 今忙しいから後にして!」
と、○山×子さんは電話を切ったのです。
真相は、8時半くらいに○山×子さんの自宅に電話があり、泣きじゃくる女の声で、「事故を起こしちゃったの。被害者は妊婦さんで病院に運ばれて、緊急手術をしないと親子ともに死ぬらしいの。緊急手術のお金を用立てして」という内容だったそうです。お母さんは、娘のためを思って「お金を用意てしなくちゃ」と、思ったそうです。そして、ふと、会社に出勤してないと会社に迷惑がかかると、思ったそうで、「風邪」という嘘の電話をかけたそうです。

実際には被害がなかったので、笑い話になっていますが、子供を護ろうとする親の心に付け入った、心根の汚い詐欺ですよね。

 

我が家では、あいことばを決めたりしているのですが、実際に電話がかかってきたら、きっと、頭が真っ白になって考えがまとまらなくなるんじゃないかと思います。
「痴漢でつかまったので、示談金が必要」という電話がかかってきたら、真偽はともかくとして「そんなヤツとは離婚だ!」と、切るつもりではいるんですが・・・。

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